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ウランの、強酸による溶解回収に対する電気溶解による回収のメリットは、より安全であること

デブリの回りに、ホウ素Bを多量に介在させて核分裂反応が臨界に達するのを防止しようとしても、硝酸等の強酸でウランを溶かしていると急にデブリの溶解が進み、ウラン濃度が臨界を超えてしまうおそれがある。ホウ素による中性子吸収で連鎖反応が生じないとしても危険である。

一方、ウランをアノードとして酢酸等の弱酸中で電気的に溶解させる場合、ウランの溶解量は電流の多少でコントロールでき、電気を流すのを止めたらウランの新たな溶解は直ちに止まる。従って、ウラン濃度の臨界防止が容易であり、より安全であると考えられる。