2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ウランのアノード溶解は、ウランを単に溶かすだけでなく、ウランのプラスイオンをカソード側へ泳動させるということにも意味があると思う。滞留をできるだけ起こさないようにするためである。とにかく、ウランイオンが漂出しても問題ないよう、デブリの冷却…
要は、単なる水の電気分解とならないように電解液の検討が重要。デブリの冷却を循環液で行うため真水が利用されているのかもしれないが、真水では電気抵抗が大き過ぎるであろうから海水の利用が考えられる。そして、海水によるスケール付着にも耐える循環ポ…
①デブリ表面の一部に水銀を付着させ、部分的にアマルガム化させる。 ②アマルガム化した部分を白金製のクリップではさむ。あるいは白金製の釘を押し込む。 ③上記の白金には、フッ素樹脂で被覆された銅線が接続されている。白金の一部もフッ素樹脂で被覆され、…
デブリに水銀を接触させて電極を形成することが考えられる。水銀が嫌ならガリウムも考えられよう。ところで、デブリをアマルガムにし流動するようにしたら、デブリを機械的に回収できるようにも思う。
デブリ表面はウラン等の酸化膜になっていると思われるが、1000℃以上ではウランは窒素とも反応するようであるから、窒化膜も考えられる。いずれにしても不動態膜でデブリが覆われているかもしれない。金電解のように、交流も取り入れてデブリを電気溶解す…
臨界防止のためのボロン濃度は?ウラン錯化合物を考えるまでもないか。核燃料デブリに電極を接触させる方法が、皆様の腕の見せ所か。
私は司法書士ですが、エネルギー問題に関心があります。それで、原発事故処理の勉強会をつくり、有識者と意見交換したり、役所からデータ提供を受けるなどのことを実現したいと思っています。 私は電気化学屋でしたから、核燃料に電気を流してアノード(電子…