二重構造型デブリ用電極

 デブリ用配線・電極を水中を通さずに、原発の支持構造体の外部から点検口等を介してデブリに近づけることができればその方が望ましいが、多分難しい。

そこで、デブリ用配線・電極を保護管(内管)に入れ、更にその外側に外管を設け、内管と外管の間に窒素ガスを流すようにした二重構造物を水中に入れて、デブリに近付ける方法はどうであろうか。 このような、ウランの電気溶解によるウラン回収法にこだわるものではないが。

とかく、人格破壊を恐れてか、自説にこだわって考えを変えることができない人々が目につく。特に、世の中のリーダーと言われる人や、リーダーであった人である。もっとも、このような人々も他人からの指摘ではなく、自ら新しい考え方を手に入れたら、従来からの自説を簡単に取り下げるのであろうが。