二酸化ウランの電解

核燃料は二酸化ウランとのことである。一部は放射線が水に作用して発生した水素との反応で金属ウランがあるかもしれないが、デブリ本体は、二酸化ウランジルコニアとかが混ざったものなのであろう。

アルカリ性液中でのカソード反応として、下のような反応がある。

UO2+2H2O+4e-→U+4OH-

すなわち、二酸化ウランを金属ウランに電解還元する反応である。

この金属ウランを、次に電解液を酸性にしてアノード溶解したら、ウランが液中に漂い出てくれるかもしれない。