水銀を多く使いたくないなら

デブリ側の電極構成として水銀をあまり多く使用したくないということであれば、デブリ表面に少量の水銀を接触させるだけに留めることになる。金属ガリウムでは、残念ながら水素ガスを発生しながら溶けてしまうので、水銀の代用とすることはできない。ガリウムウラン、水銀ーウランの状態図を見比べると、ガリウムの方がウランを流動化するように思えるが。

結局、可能な電極構成は、

デブリ+(Hg45U11)等のウランと水銀の合金+水銀+白金+銅線というところである。